シンガポール駐在ブログ

サラリーマンとして豊かさを求めて

書評"お金持ちの教科書"が意外に良かったのでメモしておく

私は、Kindle Unlimitedという、月額制のKindle書籍の読み放題サービスを利用している。あんまり新作とか有名どころはないが、"お金持ちの教科書"を何となく読んだら思いのほか、よかったので、以下3点メモ。

 

お金持ちの基準

お金持ちの基準として、著者は年収1000万円では生活は中級程度。加えて、専業主婦のサラリーマン家庭では贅沢は厳しい。

これは私も身をしみて感じている。幸運にも比較的大手に勤めているため、だいたい30歳前後で年収の大台に乗ったが、私の生活水準も新卒時から、あまり変わりません。

ラーメン屋で普通のラーメンが、チャーシュー付きに変わった程度です。

また、私は独身だが、上司など専業主婦の奥さんとお子さんがいらっしゃる家庭では、教育費も都内では高く、あまり余裕がないといった話をよく聞く。

実際の生活水準が変わるお金持ちの基準として、著者は、資産だと3億円、年収だと3000万円のどちかだと。

これらの水準に行くと、生活水準もお金持ちとして変わってくるとのこと。

私は、現状、このレベルに達する見込みは全くないので残念ですが、せめて資産1億円ほどの小金持ちを目指したいと思っています。

 

お金持ちの考え方

 お金持ちと一般人の違いとして、考えが合理的。例えば、お金持ちは初デートで割り勘にしない。

あくまで男性目線の話ですが、好意を持っている異性に対して初デートでご馳走することで、好意を持ってもらう。少なくとも悪印象を与えないために、割り勘でなくご馳走するのが合理的な投資ということ。

これは確かに納得です。割り勘派ですが、何とかお付き合いしたいと思っている異性に対しては、安い投資と思ってご馳走するのがいい。

一方で、初デートで次はいいかなと思ってしまう相手に対しては、割り勘でもいいのではと。ひねくれた私は思ってしまいます。

資産運用の効果

資産運用についてですが、そもそも絶対額がないと話にならない。

例えば、10万円を運用したところで、5%の運用で年間5000円と、まとまった金額には届かない。

著者の基準である資産3億円のお金持ちは、同じ5%で年1500万円ですから、これだけあれば、余裕のある生活ができるので、絶対額が重要というのはおっしゃる通り。

しかし、ほとんどの人にとって資産3億円はなかなか届かない水準。私は、まずなんとか資産1億円まで持っていくことを考えています。

1億を、4%ほどで運用できれば年400万円です。贅沢な暮らしは都内ではできないですが、労働時間を減らすなど、豊かな生活をする上での選択肢が増えそうです。

 

副業などの+αの収入

一番簡単なのは共働き。

これは税金を考えても、一人で1000万円の年収の家庭よりも、2人で1000万円の方が手元に残るお金は大きいので納得。

またブログで月10万円稼ごうと思うと、30万PV/月が目安だと。ちょっとハードルが高いですね。

副業には人によって制約もあると思いますが、私は本業と相関があるようなものでするのが理想だと考えます。

あんまりにも本業と関係ない副業をやってると、本業が疎かになります。一方で、相関があれば副業が本業の支えになって相乗効果になることも。

 

まとめ

個人的には読んでよかった書籍です。Kindle Unlimited利用者は無料ですし、ご興味があればぜひ手にとってみてください。

お金持ちになれば幸せになれるとは言い切れないが、不幸になる可能性を減らせるという言葉は、その通りだなと感じました。

 

お金持ちの教科書

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