シンガポール駐在ブログ

サラリーマンとして豊かさを求めて

書評 "超筋トレが最強のソリューションである" のメモ

ツイッターでも有名なTestrosteronさんの著書が、Kindleで、読み放題になっていたので思わずポッチとした。

内容は、ツイッターの投稿や他の著書と同様に、面白おかしく書かれており、読み進めやすく1時間ほどで読破。

ギャグなど、Testrosteronの自論に加えて、今回の作品は、筋トレについてより科学的なアプローチが取られており、新たな知識を得れるには、良い内容であった。

 

私もシンガポールに赴任前までは週3回ジムに通う筋トレ小僧であった。だが、シンガポールに来てからは、家のジムがしょぼかったことと(ダンベルすらない。。)、家の近くがランニングコースに最適であったこともあって、ランニング小僧になった。

夜に予定がなければ2日に1回はランニングをするのが日課である。シンガポールは治安もいいので、ランニングはオススメの運動だ。

 

著書を通して感じたのは、ランニングよりも筋トレのベネフィットである。

筋トレにフォーカスした本なので、ランニングについてのメリットは書かれていない。

しかし、半年ほどハードな筋トレをサボっている身としては以下の2点は、改めて振り返ると納得する。シンガポールに来てから、考えてみると精神的に弱くなったと感じる。

 

メンタルヘルスへの影響

筋トレはメンタルヘルスに悪影響を与える可能性が高い「焦燥感」「不安感」「慢性疼痛」「認知機能」「睡眠の質の低下」「自尊心の低下」 などについてポジティブに働くという多くの研究があるんです。

シンガポールに来てから、考えてみると精神的に弱くなったと感じる。環境の変化からと思っていたが、理不尽なことは日本でもあったし、シンガポール特有でないことでもイライラする自分がいる。

環境の変化だけでなく、自身が筋トレしなくなったことも影響しているかもしれない。

 

攻撃的な態度に関する指標が筋トレをした群では8週間後に大きな低下を見せ、怒りと敵意に関する指標も減少傾向を示しました。筋トレは相手を傷つけてしまうような攻撃性を下げる、と言えるのです。

仕事をしない日本人の先輩、やる気のないローカルに対してイライラすることが最近増えたと思う。その解消としてランニングを始めた。

おかげでランニング中は、全てを忘れることのできる時間ができた。

ただ根本的な解決として、小さなことを気にしなくするには筋トレは有効かもしれない。

 

有酸素運動を単体で行った場合にはガンに関連する死亡率は低下しなかったということです。さらに、ガン以外も含めた全体的な死亡率についても明確な関連性がでていて、筋トレをしている人たちは若年死する確率が 23%低下したそうです。

 この点は意外であった、癌については有酸素運動では効果がない点であっても、筋トレは優位なようだ。

以上を踏まえて、2日に一回のランニングを継続して、ランニングしない日は30分の筋トレにあてたいと思っている。

 

筋トレを再開するにあたって 

タンパク質なら体重1 kg あたり0・8gから2・0gのタンパク質を摂取することが推奨されています。

確か筋トレをしていた頃は、卵などに含まれるタンパク質量を計算して摂取していた。最低自分の体重以上のタンパク質摂取を心がけたい。

最近は、プロティンの減りがめっきり遅くなったが、朝欠かさずとるようにする。

 

余裕を持って終わった方が筋力の増加が大きい ことも明らかになっています。なので、 速度を意識できていれば、 10 回できる重さを6─8回で終わらせても十分な効果が得られます。

これは意外であった。筋肥大には10回が限界な重さで10回やって追い込むのが王道と思っていたが、最近の科学はそこまでやらなくても同様の効果があると証明したようだ。 

まとめ 

書き忘れたが、やはり魅力的な体のフォームはランニングだけではできない。この点と、メンタルヘルスの観点から筋トレを行うメリットは十分あると感じた。

二日に一回の筋トレを習慣づける。腕立て、腹筋ローラ、スクワットで10分程度。あとしょぼいジムでも10分ほどは筋トレをしよう。

ダンベルも5000円くらいであるようなので購入予定。

超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由

超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由

  • 作者: Testosterone,久保孝史,福島モンタ
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Kindle版
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書評"お金持ちの教科書"が意外に良かったのでメモしておく

私は、Kindle Unlimitedという、月額制のKindle書籍の読み放題サービスを利用している。あんまり新作とか有名どころはないが、"お金持ちの教科書"を何となく読んだら思いのほか、よかったので、以下3点メモ。

 

お金持ちの基準

お金持ちの基準として、著者は年収1000万円では生活は中級程度。加えて、専業主婦のサラリーマン家庭では贅沢は厳しい。

これは私も身をしみて感じている。幸運にも比較的大手に勤めているため、だいたい30歳前後で年収の大台に乗ったが、私の生活水準も新卒時から、あまり変わりません。

ラーメン屋で普通のラーメンが、チャーシュー付きに変わった程度です。

また、私は独身だが、上司など専業主婦の奥さんとお子さんがいらっしゃる家庭では、教育費も都内では高く、あまり余裕がないといった話をよく聞く。

実際の生活水準が変わるお金持ちの基準として、著者は、資産だと3億円、年収だと3000万円のどちかだと。

これらの水準に行くと、生活水準もお金持ちとして変わってくるとのこと。

私は、現状、このレベルに達する見込みは全くないので残念ですが、せめて資産1億円ほどの小金持ちを目指したいと思っています。

 

お金持ちの考え方

 お金持ちと一般人の違いとして、考えが合理的。例えば、お金持ちは初デートで割り勘にしない。

あくまで男性目線の話ですが、好意を持っている異性に対して初デートでご馳走することで、好意を持ってもらう。少なくとも悪印象を与えないために、割り勘でなくご馳走するのが合理的な投資ということ。

これは確かに納得です。割り勘派ですが、何とかお付き合いしたいと思っている異性に対しては、安い投資と思ってご馳走するのがいい。

一方で、初デートで次はいいかなと思ってしまう相手に対しては、割り勘でもいいのではと。ひねくれた私は思ってしまいます。

資産運用の効果

資産運用についてですが、そもそも絶対額がないと話にならない。

例えば、10万円を運用したところで、5%の運用で年間5000円と、まとまった金額には届かない。

著者の基準である資産3億円のお金持ちは、同じ5%で年1500万円ですから、これだけあれば、余裕のある生活ができるので、絶対額が重要というのはおっしゃる通り。

しかし、ほとんどの人にとって資産3億円はなかなか届かない水準。私は、まずなんとか資産1億円まで持っていくことを考えています。

1億を、4%ほどで運用できれば年400万円です。贅沢な暮らしは都内ではできないですが、労働時間を減らすなど、豊かな生活をする上での選択肢が増えそうです。

 

副業などの+αの収入

一番簡単なのは共働き。

これは税金を考えても、一人で1000万円の年収の家庭よりも、2人で1000万円の方が手元に残るお金は大きいので納得。

またブログで月10万円稼ごうと思うと、30万PV/月が目安だと。ちょっとハードルが高いですね。

副業には人によって制約もあると思いますが、私は本業と相関があるようなものでするのが理想だと考えます。

あんまりにも本業と関係ない副業をやってると、本業が疎かになります。一方で、相関があれば副業が本業の支えになって相乗効果になることも。

 

まとめ

個人的には読んでよかった書籍です。Kindle Unlimited利用者は無料ですし、ご興味があればぜひ手にとってみてください。

お金持ちになれば幸せになれるとは言い切れないが、不幸になる可能性を減らせるという言葉は、その通りだなと感じました。

 

お金持ちの教科書

お金持ちの教科書

 

 

ちょっといいランチをお得にテイクアウト@シンガポール

物価の高いことで知られるシンガポール。オフィス街でランチをすると20SGD近くするのが普通です。またテイクアウトでも10~15SGDくらいします。

今回紹介するMealPlalは、テイクアウト専門のアプリなんですが、普通にテイクアウトするよりもお安く食べれます。

 

MealPalの仕組み

料金プラン

MealPalは月間ベースでランチプランを購入するシステムを取っています。例えば、月12回プランであれば、一食7.99SGDで12日分ランチをテイクアウトできます。

zouは月12回、月6回の2つのプランを今まで利用しました。毎月、プランを継続するか、変更するか、やめるかを選べます。月6回プランであれば、一食8.49SGDと少し高くなりますが、それでも普通にテイクアウトするよりも安くてべれます。

プラン選択の際に、一括でプラン代を払います。12回プランであれば、95.88SGDをカードで支払うことになります。

ちゃんとした食事をレストランでテイクアウトすると10~15SGDからるので、MealPalはディスカウントがきいています。

 

ランチの種類

オフィス周辺で、MealPalと契約しているレストランが毎日日替わりでメニューを更新するので、当日の10時30分までにメニューを選択して、都合のいい時間帯にテイクアウトすることになります。

オフィス街にもよりますが、だいたい30~50ほどのメニューから選ぶことができます。

 私はよく海鮮サラダ(通常だと15SGD)、Cedeleというカフェのサラダとスープセット(通常14SGD)を食べることが多いです。

また、新たなランチ開拓もできるので、楽しみながら初めてもいいかもしれません。

私も、MealPalで見つけたオムライス屋さん、Omuにではよくカツ+オムライスのボリュームテイクアウトをすることが多くなりました。

まとめ

月に何度かテイクアウトでランチを食べている人にはMealPalはオススメできます。またよくプロモーションもしており、初めての方は20SGDディスカウントなど見かけます。

"MealPal Promotion"などで調べれば出てきたりするので、始める場合は確認することをオススメします。また紹介でも安くなるので、知人に確認してみるのも一つです。

プロモーションもなく、知り合いもいない場合は、メッセージいただければ、ディスカウントが受けれる紹介コードをお送りします。

キャッシュバック率 6%!シンガポールのクレジットカードレビュー②

前回は、キャシュバック上限5%のUOB One Cardというカードを紹介しました。

今回は、OCBCというUOBに並んでシンガポール3大銀行の一つとされるOCBC銀行の 363 Credit Cardを紹介します。こちらの還元率も上限6%とメリット大です。

 

zou333.hatenadiary.com

 

OCBC 365 Cardの仕組み

OCBC365を上手に利用するには以下の3つの条件を認識する必要があります。 

カテゴリーごとのキャッシュバック率

還元率は使用した内容によって異なります。

Dining              6%

Groceries         3%

Transport         3%

Online Travel    3%

大まかに言うと、Diningはファーストフードを含むレストランなどでのカード利用。Groceriesはスーパーでのお買い物。Transportはタクシー利用。Online Travelは航空券やホテル予約をオンラインで行い支払うことです。

上記の通り、レストラン・外食でのカード利用がダントツで還元率が高いです。

一定額以上利用しないと優遇キャッシュバック率は適用されない

上記で説明したカテゴリーごとの還元率は優遇還元率とされ、この還元率を受けるにはカテゴリーを問わず800SGD/月の利用が条件になります。

例えば、Dining 700SGD, Transport 80SGDでトータル780SGD/月利用した場合、優遇還元率ではなく、0.3%のキャッシュバックのみになってしまいます。

キャッシュバックの上限金額は80SGD/月

OCBC 365 Cardのキャッシュバックの上限金額は80SGD/月と、UOBの最高還元額100/月よりも若干劣りますが、他と比較して条件の割りに高い還元を得やすいカードです。

 

メリット・デメリット

メリット

ダイニング6%と高いキャッシュバック率

このカードの一番のメリットは6%とレストラン・外食利用で高いキャッシュバックを期待できることに尽きます。もっとも効率的な利用方法は、外食・レストランのみで1,333SGD/月利用して、上限である80SGD/月のキャッシュバックを受けることです。

年会費が免除の条件が緩い

シンガポールのクレジットカードはだいたい年会費がかかります。OCBC 365の場合、この年会費は192.6SGDです。しかし、初めの2年間は自動的に年会費無料です。それ以降は、年間10,000SGD(月平均830SGD)以上の利用で、年会費が無料となります。

OCBC 365の優遇還元率は800SGD以上の利用で得られるため、優遇還元率を受けれる人にとっては、このハードルは低いと言えます。

デメリット

カテゴリー制限

UOB One Cardと違って、カテゴリーごとに還元率が変わる点は使用目的ごとにカードの利用を考える必要があり面倒です。 

OCBC 365 Cardが向く人 ・向かない人

向く人

レストラン・外食店の利用が多い人です。それ以外のキャッシュバック率は、あまり他のカードと変わらず、魅力は高いと言えません。

向かない人

月に800SGD以上の利用がない人。優遇キャッシュバック率は、月800SGD以上利用して初めて適用されるため、それに届かないのであれば、このカードの恩恵を得ることはできません。

まとめ

私は会社の飲み会での精算などを行うことが多く、一度OCBC 365 Cardで支払って、後日、回収することが多いです。私のように外食でカードを切ることが多い人にはオススメできるカードです。一方で、外食等以外での消費が多い人にはあまりキャッシュバック率が高くないので、前回紹介したUOB One Cardの方がカテゴリーを問わず還元を受けれるため向いていると言えます。

私は、月3000SGDぐらいをカードで切ることが多いため、UOB One Cardをメインカード、2000SGD/月を超える部分をOCBC 365 Cardで支払うといった使い分けをしています。