シンガポール駐在ブログ

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高キャッシュバック 5%!シンガポールのクレジットカードレビュー①

私が使っているシンガポールのクレジットカードにUOB One Cardというクレジットカードがあります。こちらのキャッシュバック率は5%と非常に高く、純粋なキャッシュバックを求めるのであれば、メリットの大きいカードです。今回は、こちらのレビューをします。

ちなみに以前紹介した預金金利が高い銀行口座もUOBのものです。

 

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UOB One Cardの仕組み

One Cardの仕組みは、3ヶ月連続した利用額によってキャッシュバックの金額が変わります。詳細は以下のようになってます。 

利用額           キャッシュバック(3ヶ月分)

500SGD/月以上                          50SGD

1,000SGD/月以上                       100SGD

2,000SGD/月以上                       300SGD

例えば、2月に2,200SGD, 3月に1,800SGD, 4月に2,100SGD利用した場合、3ヶ月分のキャッシュバックとして100SGDが付与されます。

特徴は、判定が3ヶ月ごとであること。そして、毎月一定額以上の利用が必要なことです。例えのケースでは1ヶ月の平均利用額は2,000SGDを超えてますが、3月に2,000SGDを下回ったため、キャッシュバックは二番目のケースになっています。

また年会費は128.4SGDですが初年度は無料です。そして、翌年以降も年間12,000SGD以上のカード利用で年会費免除になります。よって、月1,000SGD以上を平均して使用する場合、年会費を気にする必要はありません。

UOB One Cardのメリット

高い還元率

このクレジットカードのメリットは何と言っても上限還元率5%と非常に高いことです。シンガポールは高還元率のカードが多いですが、UOBはその中でも高い方です。他の銀行のカードで6%の還元率のカードを知っていますが、そちらは還元金額は月80SGDが上限となっており、UOBのカードの方が上限還元金額では大きくなります。 

カテゴリーごとの制約がない

 シンガポールの他のカードは高い還元率を得るには、レストランでの利用のみなど制約がありあますが、One Cardはレストラン、オンラインショッピング等、内容を問わず利用額に応じてキャッシュバックが得れるのはシンプルで、万人にとってキャッシュバックが得やすいカードとなっています。

純粋なキャッシュバックでカードの支払い金額が減る

日本のクレジットカードで見られるよな、ポイントを付与するなのどキャッシュバックでなく、直接カードの利用額からキャッシュバック分が引かれて、残った利用額の請求がきます。そのため、ポイントが利用できず失効などのデメリットがないです。

UOB One Cardのデメリット

上限を超えて利用するとメリットがない

 一つは2,000SGDを超えて利用しても、何もメリットがないことです。そのため、上限の2,000SGDを超えたら他のクレジットカードを利用するなど、2つのクレジットカードを使い分けるのが有効です。

3ヶ月連続利用が条件

 また毎月2,000SGDを利用すればキャッシュバックが得れるなど、月ごとの評価であれば楽ですが、3ヶ月連続ということで高還元率を得るハードルは少し高くなっています。そして、いくら利用したか把握する必要もあり手間がかかります。

まとめ

 毎月安定して2,000SGDを使用する人にとってはOne Cardのキャッシュバック率は5%と非常にオススメできるカードです。ただ2,000SGDを超えないのであればキャッシュバック率は3%を上回る程度になるため、他のカードと比較した上で選択した方がいいです。

また、2,000SGD以上を利用する方も、2,000SGDを超えた分は他のクレジットカードで支払うなど2枚目のカードを持つのが上手な使い方です。私も別のカードをサブとして保持しています。

ご興味のある方は是非UOBのホームページで詳細を確認してご検討ください。

タイの秘境 ビーチリゾート ホアヒンに行ってきた

先日、タイのビーチリゾート ホアヒンに行ってきました。今回は、そのホアヒンの魅力についてご紹介します。

 

 

ホアヒンとは

ホアヒン(Hua Hin)は、バンコクから車もしくは電車で4時間、南に下ったところにあるビーチリゾートです。ホアヒンに空港はありますが、バンコクからの便はなく、ほとんどの人は車もしくは電車で行くことになります。

低温低湿の環境に恵まれ、タイの王室の別荘地として知られており、タイの高級別荘地という位置付けです。そのため、治安も良いことで知られています。

ビーチリゾートとして知られていますが、山にも囲まれ、大型ショッピングモールが幾つかあり、またナイトマーケット、規模は小さいですが水上マーケットもあり、見所も多いです。

また、団体の観光客にはほとんどいなく、静かな旅行を楽しむのに適したところを言えます。私も1週間ほど滞在しましたが、観光地でよく目にする中国人観光客の団体を一度も見ませんでした。

 

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(ホテルからの景色)

ホアヒンの魅力

それではホアヒンの魅力を紹介します。

静けさ

ホアヒンの一番の魅力はその静けさです。他のビーチリゾートのように、どこに行っても観光客でいっぱいということはありません。1週間滞在して、西洋人の老夫婦を見かけましたが、中国人、そして日本人にも出会った記憶はほとんどありません。

ビーチを眺めてゆっくりと過ごすことが、ホアヒンの楽しみ方です。

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(ビーチ)

気候

ホアヒンのベストシーズンは11月~2月です。私は1月に訪れましたが、天気は快晴で気持ちいい一方で、汗をかくことはほとんどありませんでした。湿気はほとんどなくカラッとしています。帰りにバンコクにも少し滞在しましたが、過ごしやすさは段違いです。また、乾季のため雨にも一度もあたりませんでした。

半袖半パンで気持ち良く過ごせるのがホアヒンの魅力です。

便利さ

市内には大型ショッピングモールが幾つかあり、私も2か所に訪れましたが、タイ料理はもちろん、やよい軒、寿司屋と食事にも困りませんでした。ショッピングモールにはブランド物も入っており、買い物を楽しむのもアリです。そしてショッピングモールの中でのマッサージ店は綺麗で、値段も1時間250バーツ(約1000円)と手ごろです。

 

残念なところ

次にホアヒンのマイナス面も少し紹介します。

アクセルの悪さ

バンコクからはバスも出ており、私たちは3列シートのゆったりしたバスで移動しました。快適なシートでしたが、4時間はやはり長いと感じました。バンコクから飛行機が飛んでいればいんですが、ほとんどの方にとって移動は陸路となるため少し不便です。

さほど見るものがない

ホアヒンは、訪れたら絶対これを観よう、これをしようといったものがありません。静けさの中で、ゆっくりできるのが魅力であって、毎日どこかに観光に出かけるような場所ではありません。

海はそこまで綺麗ではない

ビーチリゾートと言われますが、遠くから見る海はとても綺麗ですが、実際に泳ぎに行って、間近で見ると、そこまで綺麗ではありません。イメージとして日本の海水浴場、タイのプーケットの海のような少し濁った色合いです。なので、透き通った海を見たい方には、タイであればピピ島、マレーシアであればレダン島をお勧めします。

まとめ

ホアヒンへの旅行をオススメしたいのは、のんびりと休暇を過ごしたい、海に入りたいという方よりも、海を眺めながらゆっくりしたい方に向いています。

逆にオススメできないのは、毎日どこかを観光したい、見所いっぱいのところに出かけて、アクティブに過ごしたい方にとっては、ホアヒンは退屈だと思います。

以上、ホアヒンの紹介でした、私はのんびりと休暇を過ごしたいタイプなので、ホアヒンは行ってよかった場所です。 

シンガポールでApple製品を安く買う方法

Apple製品は、日本でもシンガポールでも型落ちにならない限り、滅多に値引きをされません。そんなApple製品(Mac, iPhone, iPad, Apple watchなど)を新作でも安く買う方法を紹介します!

答えは免税で買うことなんですが、この方法はシンガポール居住者、日本を含むそれ以外の国に住む人も利用できます。

 

どこで買えるのか

シンガポールの空港(チャンギ空港)内にあるiStudioと言うお店で購入できます。iStudioはシンガポールに複数の店舗を構える、Apple製品の正規代理店です。

以下がiStudio空港のホームページです。チャンギ空港には4つのターミナルがありますが、iStudioは4つ全てのターミナルに店舗を構えるため、どの航空会社を使っても利用可能です。

SAVE MORE - Shop Tax-Free at iStudio Changi Airport

 

空港で購入するメリット

免税の払い戻し手続き不要

日本からの旅行者がシンガポール市内で商品を購入した場合、購入時には免税分は返ってきません。帰国時に空港で免税カウンターで依頼する必要があります。しかし、空港にある免税店iStudioで購入した場合、その場で税金分を割り引いてくれるため、面倒な免税手続きが不要です。

免税払い戻し手数料不要

実は空港の免税カウンターで免税依頼をする場合、1%の手数料を取られます。空港の免税店で買えば、免税手続き不要のため、この手数料もかかりません。

シンガポール居住者も利用可能

 シンガポール居住者も、こちらの免税店であれば免税にて購入できます。これはシンガポールが免税に関して少しゆるいからのようです。

注意点

免税店で買うだけなのですが以下のことは事前に確認してからご購入ください。

事前に在庫予約すること

iStudioは3日前から電話で在庫の取り置き、取り寄せサービスを行っています。せっかく欲しい商品が決まっていても、利用するターミナルには在庫がなく、他のターミナルには在庫があるといった場合、購入できない可能性があります。フライトの3日前に利用ターミナルと商品を伝えれば、iStudioで商品のキープをしてくれます。 

シンガポール出発時に購入すること

免税店はシンガポール帰国もしくは入国時でもアクセス可能です。しかし、免税で購入する場合には、シンガポール発のフライトチケットを見せる必要があります。

このため、シンガポールに入国前にiStudioに行っても免税にはなりません。チャンギ空港で免税購入するには、シンガポール出発のタイミングかトランジットのタイミングで購入するようにしてください。

まとめ

以上、免税でApple製品を購入するというシンプルなものです。上記の注意点だけ守っていただければ、シンガポールの消費税(GST)7%分安くApple製品を購入できます。

シンガポール国債 SSBは日本人に向く投資商品!

前回は、シンガポール セービングボンド(SSB)の解約方法を紹介しました。

今回は、SSBのメリットを得やすいのはどういった人かを開設したいと思います。

 

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 シンガポール国債 SSBへの投資が向く人

ズバリ以下の2つのタイプが、SSBに投資することでメリットを得やすいと考えています。

①シンガポール居住者で、まとまった金額を安全資産にて運用したい方

②日本にお住まいな方(特に以前シンガポールに住んでいた方)

それでは以下解説していきます。

 

シンガポール国債 SSBへの投資が向く理由

まとまった金額を運用したシンガポール居住者

SSBのメリットの一つは預けれる資産の大きさです。1人あたり最大200,000SGD(1,600万円)まで預けることがでいます。以前に、シンガポールの普通預金金利で3.88%といった高金利の商品を紹介したが、この優遇金利が適用されるのは75,000SGDまでです。この金額を上回る預金いついては、わずかな金利しかつきません。他の銀行も似たような商品がありますが、優遇金利が適用される残高には限りがあります。

 

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この上限を超える現金の置き場所としてSSBはオススメです。シンガポールの格付けは、AAA+(S&P)と世界最高ランクの格付けを有しており、安全資産としては申し分ない商品です。

私も、以前紹介した優遇金利が適用される預金にお金を置いています。そして、優遇金利適用残高を超えた部分を、SSBで運用するようにしています。

日本にお住まいの方

 次にオススメなのが日本にお住まいな方です。SSBはシンガポール国外に住む外国人も投資可能です。SSBの管理を行っているシンガポールの中央銀行(MAS)に、直接確認したところ、シンガポール国外の投資家も購入可能と回答をもらいました。ホームページにも購入可能者として"Foreigner"が入っていました。

日本国債は10年国債であっても利回りは、ほぼ0です。それに比べてシンガポール国債は2~3%程度の金利がつきます。そしてシンガポール国債の信用力は、日本の国債よりも高いです。低金利の国に住む日本人とってSSBは魅力的な投資商品と言えそうです。

日本居住者がSSBを購入する時の問題点

SSBの購入にあたって、現地シンガポールに銀行口座を開く必要があります。近年、銀行口座の開設は難しくなっており、日本に住む日本人がは、シンガポールの口座を開くのは難しいようです。HSBCなどは香港など他の国に口座を持っていれば、シンガポールHSBCでも口座を開きやすいようですが、他の銀行は受付をしないと聞きました。

しかし、このハードルを難なくクリアできるのは、元シンガポール居住者です。シンガポール在住期間に銀行口座を作り、帰国後も口座を維持してSSBへの投資を行えば、投資のハードルは一気に下がります。

私も、日本帰国が決まればSSBに預ける金額を増やそうと思っています。なぜなら、シンガポールの銀行の優遇預金金利は、シンガポールのクレジットカードの利用や、給与受け取り口座に指定するなど、シンガポールに居住していないと条件を満たさないからです。そのため日本帰国後は、現在、預金口座に置いている現金もSSBに移した方が高い利回りを期待できます。

まとめ

今すぐにSSB購入に興味がない方でも、CDP口座をセットアップしておくのはいかがでしょうか。将来、日本に戻った場合でも比較的簡単に日本では得られない利回りを得る選択肢が増えると思います。

今回で、一旦SSBシリーズはおしましです。

シンガポール国債 SSBの早期解約方法

前回、SSB(シンガポール セービングボンド)への投資方法を紹介しました。今回は、一度投資したSSBを早期解約(償還)して、現金化する方法を説明します。

 

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早期解約ペナルティーがないことがSSBの最大のメリット

直近1年のSSBの金利は2%~3%前後で推移しています。このある程度高い金利を得れることは、もちろんSSBの大きなメリットなのですが、SSBの真のメリットは早期解約が簡単にできることです。

一般的に、債券投資で最も怖いのは金利の上昇です。例えば、SSBに年間2.5%の金利で投資をしていて、マーケットの金利が5%まで上昇したとします。その際、SSBを満期の10年後まで解約できないとすると、これは大きな機会損失です。現金を持っていればマーケットで5%で運用できる中、SSBが現金化できないため2.5%の運用を続けなければいけないからです。

実際、SSBは、早期解約が比較的自由に行える商品です。以下で説明しますが最短で、解約依頼をしてから6営業日後に現金が手元に戻ってきます。そして、SSBを保有していた間の金利はもちろん受け取れます。解約にかかる手数料は一律2SGDのみです。

実際の早期償還方法

それでは実際の早期償還(解約)方法について説明します。

解約は、SSBを申し込んだ銀行のオンラインバンクで依頼をかけることができます。

解約の受付は、解約月の前月の第1営業日から最終第4営業日までに、オンラインバンクにて申し込む必要があります。

そして解約月(翌月)の第2営業日に現金が受け取り利息と一緒に銀行口座に振り込まれます。

最終第4営業日に解約の申し込みを行えば、翌月の第2営業日に現金化と比較的スムーズに解約できます。デメリットは、もし 最終第4営業日を過ぎてしますと1ヶ月以上たたないと現金化できないのが少しネックかと思います。

まとめ

SSBの上手な利用方法はとりあえずの現金の避難場所だと思っています。金利が上がるようであれば、解約して、金利の高くなったら、新しいSSBへ再投資する。現金が必要なタイミングですぐに引き出せ、預けてる間は比較的高い金利(2%~3%)を得れることが、SSBのメリットです。

そしてSSBを最もうまく利用できるのはシンガポール居住者でなく、日本にお住まいな方だと考えています。次回はこの点を解説します。

 

 

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